Consort Rias ロゴデザイン
先日、一般社団法人アートフオーラムNOANより支援を受けております「ヴォーカル・コンソート東京」音楽監督をされている指揮者の四野見様より友人を通しご依頼を受けまして、新たな演奏団体発足のためロゴデザインを担当させていただきました。
(一般社団法人アートフオーラムNOANのホームページはこちら→http://vctokyo.jp/concert.html)
その名も『Consort Rias』(コンソート・リアス)です。
こちらは東日本大震災の被災地でもある東北出身の若手音楽家を中心に構成される、フレッシュで東北魂あふれる団体です。今後の展開としてはヴォーカルとオーケストラの豪華な組み合わせで各地で公演活動をしていく予定だそうです。内容としては主にバロックなどの古典音楽を中心に展開するとのこと…!
そしてさらに、詳しい情報はまだですが『Consort Rias』(コンソート・リアス)最初の公演は宮城県仙台市にて行われるそうな…!?実は私も生まれてすぐ仙台市に移り高校まで過ごしましたので、勝手に愛着が生まれております。
そんな今回決定しましたデザインはこちらです。

「リアス」とは文字通り、岩手県沿岸などにみられる「リアス式海岸」から名前をとっているようです。
今回のデザインはそんな「リアス」の波をイメージして作成しました。時に力強く、また穏やかでもあります。
フルカラーバージョンでは波一つ一つが色が違い、これは一人ひとりが協力し合い一つになる事でどんな事でも乗り越えていけるようにと、思い・願いを込めたデザインとなっています。
東日本大震災から6年。
私も震災当日仙台で震災に遭いました。当日、翌日の光景は忘れられません。
今では一見復興したように見えますが、まだまだ傷の癒えない箇所はたくさんあります。
そんな中から、東北出身の若手音楽家のフレッシュで素晴らしい音楽の力が『東北の底力』を各地に伝えられるよう心から応援しています。
みなさまも『Consort Rias 』(コンソート・リアス)の演奏会の情報を見かけましたら是非一度足をお運びください♪
最後に、ロゴデザインのご依頼・掲載を快く承諾していただきました四野見様、ありがとうございました。
音楽とデザインの事務所 MUSICA DISEGNO
田山 夢人